黒き西瓜

実家近くの八百屋にて黒い西瓜を買う。黒い西瓜というのは、今まで見たことがあったような無かったような。そんなよく思い出せない状況のまま、さっそく食した西瓜は、信じきれない甘さだった。と、いっしょに買った枝豆も玉蜀黍も、甘味のある美味しさ。ここで夏の甘さはすべて出し尽くされたか。
実家の親から聞かされた詐欺未遂は、わたしが交通事故の加害者となりショックのあまり口がきけなくなっているので、示談金をすぐ払え。みたいなものであったが、親が嬉しそうに見せてくれた朝日新聞の切り抜きには、全く同じ日に同じ手口で被害にあった人の事件が書かれていた。
その記事によると被害者は、現金を合計1000万円支払っていた。わたしの親も寸前で支払うところだったらしいが、電話で振り込めと言われた金額は250万円だったらしい。なんで家の方が金額が低いのかと怒っていたが、そんな現金はどこにもなかったために支払い方法でもめていたところで助かったらしい。被害に遭った方とおそらく同じ犯人グループなのだろう。もう犯人がつかまったのだろうか。1/10くらいの要求であったらば、間違いなくひっかかっていただろう、わが親がまた新手の詐欺にかかるのも時間の問題かもしれない。
と、心も体も弱まっているそんな親と毎週ホームセンターに行くのだが、そこでかかっている「なめくじ 逃げ〜!逃げ〜!」のメロディが数日頭からはなれない。 http://www.ohtaoilmill.co.jp/namekuji/ 暇な人はこのサイトの中央あたりにある「PVを見る」をぜひクリックしてほしい。ごきげんなアニメと踊りのPVを見ることができる。 それにしてもこの曲はすばらしい。名古屋が生んだ歴史的名曲だ。
体全てが弱まっている親から、夏は「熱さまシート」がいいのだと勧められる。そして冷蔵庫に入れた熱さまシートを騙されたつもりで額に貼ると、感激のひんやり感。!!!とか書いて、これはフジロック行きの荷物に入れたことは言うまでもない。