あさってはフジロック

しかし、何も荷造りをしていない。昔の写真を見ていると楽しい。人がそこら中に倒れて寝ている写真ばかりとっている。今年もそんなヘタレな人たちの写真を撮ろう。自分の写真を見るとなんか上半身裸。体のバランスがおかしい。下手なデッサン画のようだ。ああ、気持ちだけが若かった時代。今は気持ちすら若くないが、そんなことより。まず、鞄を探すところからはじめよう。

 初夜

この夏、タオルケットで寝るようにしてから、彼女がたびたび、わたしの体に自分の体をおしつけるようにして、一緒に寝るようになった。うれしいのだが、うれしい素振りをしないのは、彼女の性格が移ったのかもしれないし、もともと同じような性格だったのかもしれない。

 7/31 妄想だらだら日記

殆ど寝ていないからと、せっかくとった宿で仮眠。のつもりが起きたらば午後。あーっつって、横になったら二度寝。のそのそと会場に着いたときには、評判がいい割に、アルバムを聴く限りは普通にしか聴こえなかった Franz Ferdinand が終わっているよ。と呆れながら、オレンジに向かうも 菊地成孔 with UA もすでに終わっている。あらあらと、斉藤和義 を聴くつもりだったが、夕立が降り始めてきたので、気分はそのままグリーンへ行ってBEN HARPER And The Innocent Criminals で雨を飲む。結局無事に来日ができた Courtney Love を間近で見たいので、前方でコートニー待ち。昔のHORN 時代の曲から新しいアルバムまで見事なステージ。
キワモノてきな取り上げ方をされていたけど、わたしだけは、コートニーの見方ですから。と思っていたが、周りはみな彼女の純粋な音楽に酔っていた。めだたしめでたし。YEAH YEAH YEAHS のレッドに入る前にオアシスで夕飯。しかし、どうしてエスニック料理ばかりなのか。新潟なのだから、コシヒカリのおにぎりとみそ汁とか、川魚とか日本料理がなんでないのか。と憤慨しつつもカレー屋にならんでしまったために YEAH YEAH YEAHS を見れなくなって、忌野清志郎 & NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS を一曲だけ聴いて、DONAVON FRANKENREITER に。
夜のヘブンのステージも美しい。ホワイトの ゆらゆら帝国に寄って、またヘブンに戻ってJack Johnson 。しかし、最後まで聴かずにグリーンの THE CHEMICAL BROTHERS を見納めに。隣で宮崎吐夢さんが踊っていたので、偶然持っていた色紙にサインをしてもらう。してもらってからお互いに昨日もこの人と会ったよなあ。みたいな顔になる。ケミカルのしつこいアンコールを最後まで聴かずに、ホワイトのPRIMUS 。それからそれから、実はかなり楽しみであった、THE STREETS 。英語が不自由なわたしだが、懸命に覚えてきた歌詞なのはずだが。もう歌詞などどうでもいいくらいの勢いに揺れる。あるいは歌詞をやっぱり思い出せない。気分はなんかニューヨークのなんとか通りの真夜中に立つ。みたいな。