月曜日は死ぬかと思ったよ


とかいいつつ、結構、何度も死ぬかと思っているような気がする。
そんなセイもシも軽いわたしの人生ですが。最後の最後にふんばりがきかないくせに、誰かと何かの気まぐれで、あっち側には行ききれない。
もう、だめかもしれまいよ。と、思ったところで、誰かに電話をしようと思った。
思っただけで、それはできまい。向こうもそんな電話は迷惑?何をどう話す?などなどと下世話なことを考えているうちに、なんとか電車に乗ることができて、半分意識を失いながら、電車から降りることも出来て。いつのまにか、朝を迎えるにいたった。
ぼおっとした頭で仕事をしながら、思い出したことは。
もとより、楽しむために生きているわけではないですから。と、希望とか望みだとかは、おいといて。
おいといての、「せっかくだから」的な自分の生き方があったはずなんだ。と、自分勝手に合点が行く。
と、次第に、そしてそれは一時的なのかもしれないけど、なんとなく一年ぶりくらいに、落ち着く。
で、Daniel Johnston のライブ盤、「Why Me?」は、どうしようもない傑作だと思う。
もしも、あなたが、Daniel Johnston を聴いたことがなければ、今は損をしているかもしれないけど。
いつか必然的に、彼の音楽に触れられて、衝撃を覚えられることを考えれば、大得かもしれない。
損得で自分の人生を考えてみよう運動をしているわたしでもありますが。
含み損を大きく抱えつつも、損切りがなかなかできない。追証が来ても構わないわ。と結局は何も改善できない有り様。
しかし、あのDaniel Johnston の歌声がこのライブ盤では、激しく震える。
最後の曲「Nothing」で、私もいっしょに立ち上がって拍手をする。
そうだ。ダニエル・ジョンストンに電話をしなくちゃ。
この人となら、なんとか話ができるような気がした。