東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン

映画館ではどこもかしこもから鼻をかむ音。声をあげて泣く人。。言ってみれば。幸せに生きた母親が幸せに死ぬ話がどうして悲しいのか。本や言葉の技術に泣かさせられているだけですから。と映画館でただ一人冷静なわたしの方が人として間違えているのだろう。リリー・フランキーの小説も面白いと思えず。テレビも映画も面白いと思えないなどと文句を言うくせにいちいち見過ぎだ。サブカル好きには一場面しか出ない役に豪華な配役。さすがリトルモア。ぼくもとさきこさんの看護士役とか。しかし何といっても松尾スズキが脚本をした意味が全くわからない。わたしには、どこからも松尾スズキの匂いが少しもしなかった。ウルルンのナレーションにしても、大人の仕事をするようになったということなのか。