美味しいの反対はもうイきたくない

Shipbuilding2007-05-13

人はできちゃった婚の話を聞くと会話が1オクターブ高くなってしまうのは、「避妊しなかったのか」とか「生かよ」などという下品なことを脳に描くところがあるからかもしれませんが。わたしは、それには「ちょっとまった!」と叫びながら走って俯きながら新作緑のカーネイションを手渡したいです。誰にかはともかく。一般的に1年間避妊をしないで妊娠をする確率85%(旧厚生省調査)。コンドームをつけて避妊に成功する確率95%。ピルを飲んで避妊に成功する確率98%(厚生労働省調査)。という確率から、コンドームかピルで避妊をしていれば、大丈夫。と考える若者は数学的に緩すぎる!まあ、実際的に95%は警告的な数値だとして、仮にこれを99%だとしても。それは「まあ大丈夫でしょ」ではなくて、それは性行為を100回すれば限りなく妊娠をしない方がおかしい。と考えないといけない。さらに破れることもなく、必ず事前につけていますからという人たちにとって、適性避妊の成功率99.5%(日本家族協会調査)だとしても。だとしても、20代の恋人たちが別れるまでに行われる性交の平均回数150回(デュレックス社調査)を考えても、150回続けて避妊が成功する可能性は=0.995^150とすると避妊の成功率は40%代になってしまうのだ。もうイチかバチかの世界だ。一回の成功率ではなく、それを複数回連続して性交して成功する可能性を考えよう。と何を言いたいかというと、芸能人のできちゃった婚は、決して避妊をしていないわけではないのではないか。杉浦太陽辻希美の記者会見で「避妊をするという考えはなかったのですか?」という質問に生命の尊さという捻った答えを杉浦君がしたのは、質問への理解度が不足していたのではなくて「避妊はしてました。ぼく、ちゃんとつけたんですってばあ!」みたいな具体的な回答を避けたいという配慮の利いた回答だったとわたしは考えたい。そしてそういうわけで、多くの恋人たちはイチかバチかを生物学的に察して暗黙の150回で別れるのだとわたしは竹内久美子の遺伝子的に思考している。そして、長生きすればするほど人生はありえないような闇の穴に入ってしまうリスキーなのだねと言う話し。