はじめて見た夢の終わりに

映画「おそいひと」については、２００４年に完成されていて、全く覚えていないのだけど、その２００４年に「はてな」のキーワードに「おそいひと」を登録したのはわたしだった。４年前のわたし、よくやった。それでも、この映画が日本で公開されなかったこと。その間、あるいは今でも映画に携わる大人の人達のこの映画を紹介することの努力の無さや完全な無視ぶりはどういうことなのだろう。映画の評論家という人達はただの時間潰しをするための映画に夢中になりすぎている。映画に携わっているらしい数少ない人による「ただの見せ物映画」「何も伝えたいことがない映画」という説明にこそ、この人達の仕事への怠惰ぶりを思う。日本人によって作られたこの映画こそ、今、日本中の人達の首をひっつかまえて見せるべき映画であるはずなのに。ということで