本当にほしいものは口にしません

Shipbuilding2008-05-23

水族館劇場を早くみたいとわくわくしていた。フジロックに行って、帰りに金沢美術館のロン・ミュエック展に寄る小旅行はどうかと思った。
台風で電車が止まって、みんなが総武線へ乗り換えるのに、そのまま駅のホームにいてアン・ブラッシェアーズの「トラベリング・パンツジーンズ・フォーエバー」を読み終わって、エイミー・ベンダーの「私自身の見えない徴」を読みかけた。トラベリング・パンツの映画「旅するジーンズと16歳の夏」という控えめに言っても傑作な映画のことを思い出してカタカタと検索をした。その映画で太った女の子の役を演じていたアメリカ・フェラーレという女の子がアメリカのテレビ番組「アグリ・ベティ」で主役で大人気になっていて今度映画の主役をやるらしい。と知ってへー。と思ったら、その映画の作品がまさしくエイミー・ベンダーの邦題「私自身の見えない徴」だった。そういうことってあるよね。
トラベリング・パンツ セカンドサマー―トラベリング・パンツ ラストサマー―トラベリング・パンツ ジーンズ・フォーエバー―トラベリング・パンツ
わたしは、何かそういう偶然の出来事に必ず理由があるものだと無理矢理に意味をつけてうろうろ生きている。だから自分にとって明るい方、甘い方へと体を向けるしかない。というわけで、そこらへんはわたしと同じような気がする朝顔も心配なくらいわさわさ育ってきていてすこしこわい。