屋久島

しつこく屋久島のことを思い出してばかりなのだけど、森絵都の「屋久島ジュウソウ」はとてもひどい本だった。あまりに中身が無いこんな文章で本を作ってしまっていいのだろうかと驚いたが、逆に屋久島に行く前に鼻についた田口ランディの紀行文「ひかりのあめふるしま屋久島」ISBN:434440145Xい。また屋久島の移動がレンタカーだったので、たくさんの音楽を聴き続けた。しかし車の中でいちばん聴いて歌詞を反芻までして楽しんだのが、せっかく用意した屋久島仕様のworld's end girlfriendでも七尾旅人でも二階堂和美でも半野喜弘でもなくて、グループ魂だったということが恥ずかしい。せっかくスピリチュアルな世界の映像なのに、そこについてくる音楽がグループ魂なのですから。しかし、これでいつカラオケに行くことになってもバカからの小包みで車検についての台詞も完ぺきだしペニスJAPANのコーラスも完ぺきだしモテる努力をしないでモテたい節も本田博太郎?magical mystery UPAAAAAAAAA!!!!!?もあれもこれもアルバム全部をマスターしてしまった。そんなはず。全ての道は屋久島とサマソニに。