実家で雑煮を作る

Shipbuilding2007-01-09

親が今年は風邪で雑煮を食べていないのだという誘導ぼやきによって、雑煮を作るはめになる。雑煮を作るのがためらわれるのは、実家の雑煮は豚汁とけんちん汁と筑前煮が一緒になったようなそれはそれは具沢山雑煮なのだ。しかし、それでいてあっさりとした味。それを再現するために、だしの昆布とかつお節を買い、泥のついている里芋やゴボウを買うものの実家には皮むき器がないため、包丁で数々の野菜の皮をむいているだけで力尽きる。一時間かけて作った雑煮を10分で食べ終わり、「味がうすいよ」とだけ言われる。そして、里芋の皮のむき方について一日中考えることになる。が、その間にいろんな漫画や小説を読んだり映画を観たりする。まあ、そんな普通な一日はすぐに忘れてしまうのだけど。