不味いにもほどがある

Shipbuilding2007-04-17

不味くて有名な料理屋やコーヒーラーメンやアイスクリーム餃子のような奇妙なメニューを試みるのは、わたしの小市民的チャレンジ精神を刺激してくれるのだけど。週末に行った焼き肉食べ放題の店の肉は本気で「まずいにもほどがあるよ!」と、白目になりながら心の中で叫んだ。何種類もある肉はどれも肉の種類は書いて無く、濃いタレの味に隠されている肉の味は、ソーセージか安いハムの味だった。何かの肉と何かの肉の合成肉か、肉では無い物を入れ込んだ合成パッチモノだった。周りを見渡すと中国系の団体客でいっぱいで、みんな山盛りのインスタントのレトルトカレーやかんぴょう巻きやキャベツしか入ってない焼きそばを食べていた。蛋白質ばかり沢山とるというのは食べ放題の店でとってはいけない行動なのだけど、たしかにこの店で満腹感を味わうにはそれしかなかった。この地をひとまず生きて出るにはそれが最良の作戦だった。わたし以外で唯一日本語を話す家族のところでは小さな子供が泣いていて、親が何度も怒鳴り叱っていたが、「赤ちゃんポストにつれていくよ!」はレベルが高すぎる叱り方で子供には効果がないようだった。それにしても、まだ2日経ってもあのパッチモノの危険な焼き肉の味が忘れられない。また来月あたり様子を見にいかないと。本日の寝る前の体重は67.6kg。