2007-01-21から1日間の記事一覧

 おとながい

本の大人買いとは、全集やシリーズをまとめて買うことよりも、同じ本を何冊も買うことだ。家にあることや読んだことを忘れて買ってしまう。馬鹿買いなのかもしれない。そもそも発見できないだけで最近買っている文庫本の殆どは何時か読んだ本だったのかもし…

 池袋は遠かった

劇団鹿殺しの「僕を愛ちて。」もまた別の日に池袋で見た。劇団員の熱い恋話をサウナで両手を握られてじっくり聞かされてしまったような暑苦しさを覚えるが、そんな暑苦しさが今は貴重なのかも。なにせ彼らは鹿殺しなわけだから。あるいは今は暑苦しい人でな…

 アイルケとジャッカスは何でもあり

「愛の流刑地」はテレビ時代がとても好きだった鶴橋康夫独特の演出。過剰な光の演出。火曜サスペンス劇場での雑なレフ板をいくつも役者にあて、カメラは不安定に動く。いつも記者が犯人を過剰にとりかこみ、音楽はスキャットのような女性の声が聞こえて。と…