漫画

 モリのアサガオ

わたしは小学校にあがったばかりのころにテレビで何かの死刑執行の場面を見て、ものすごい恐い物を見てしまったという記憶を引きずっている。どんな殺戮映画や、切り株ホラー映画よりも、死刑の現場を見ることこそリアルな殺人の現場を見てしまったことだか…

 ツンデレにもほどがある

マンガ・エロティクス・エフはいつのまにか連載人が豪華になっている。沙村広明、オノ・ナツメ、鬼頭莫宏、三宅乱丈、山本直樹、松苗あけみ、とアフタヌーンとIKKIの連載人にエロ度をあげた漫画を書かせたような。そして今号は「赤い文化住宅の初子」の特集…

 インドのおかまについては何もわからず

西原理恵子の「できるかなクアトロ」がどこまで本当なのか確かめようと、インドおたく野郎にインドのおかま事情やらヒジュラについて聞く。はずかしい顔つきで周りを見渡して、誰もいないとわかるとお尻をなでられた。意味がわからなかったがコーヒーを奢っ…

 臨死!!江古田ちゃん 2 御緩漫玉日記 3巻

今日の発売を楽しみにしていた江古田ちゃんasin:4063144488と前から置かれていたらしい桜玉吉本asin:4757733534を一気読み。自分の周りとは関係がないという江古田ちゃんと自分のそのままだという漫玉日記は、痛さと冷静さが紙一重で漂っている。きっと桜玉…

 うまくいかないなら それは坊やだからサ

最近は同じ物語を小説や漫画やアニメでくりかえす。佐藤賢一の「傭兵ピエール」や酒見賢一の「墨攻」や佐藤大輔の「皇国の守護者」を漫画でも読み、墨攻にいたっては映画までを見る。というわたしの繰り返しブームは、「ケロロ軍曹」をDVDのアニメで観て…

 2006年のベスト1は2000年代のベスト1

それは、四季賞をとった「虫と歌」。しかし、このまま次回作が発表されないことが信じられない。 市川春子の「虫と歌」 沙村広明「ブリギットの晩餐」 オノナツメ「not simple」 瀧波ユカリ「臨死!! 江古田ちゃん」 鬼頭莫宏「ぼくらの」 浅野いにお「紅ケ原…

 ブリギットの晩餐

もちろんアフタヌーンを買うのは「臨死!!江古田ちゃん」を読むためだけ。しかし、9月号の沙村広明は、無限の住人最終章ではなくて、読み切り短編。そして、最初に読んだときは「ブラッドハーレーの馬車」的なあるいは無限の住人の解剖好きフェティッシュぶ…

ぼくが勝っても負けても、カズちゃんは死ねない。だったらぼくの知っているカズちゃんに、業と責任を背負ってほしい。

尾玉なみえ、福島聡は相変わらず素敵で。アフタヌーンで面白いのは「臨死!!江古田ちゃん」だけなのだが、この数ページを読むだけのためにアフタヌーンを買っているのだという情熱を恥ずかしながら瀧波ユカリ氏へ届けたい。それに比べてIKKI は1/4くらいは読…

 おわったとかいうな

いがらしみきお っていたけど「ぼのぼの」の漫画家。くらいしか思い出せないまま、「Sink」でびっくり。 アマゾンなどでは登録すらされていないので、書店で見つけるか、連載の終わった http://www.web-sink.com/ で残像をみて溜め息をもらしつつ、竹書房の…

休みの日は、漫画をたくさん読んだ。なかでも鬼頭莫宏「ぼくらの」ISBN:4091885039 と福島聡「機動旅団八福神」ISBN:4757720920 は、あまりにわたしのツボだった。しかし、漫画の単行本はいつも、本屋で続きを見かけても何巻まで読んだのかがわからなくなる…

 ジョージ朝倉

ジョージ朝倉の「恋文日和」が映画になったんだあ。http://www.koibumi.jp/main.html なんてはしゃぐ資格はないような気もします。そのとおりですが。なんだかその強引な見せられ方にいつも頁を捲らされてしまう。そして、ジョージ朝倉とまったく違うけど、…

 いろいろ

小説が読めない。きっと、これは太陽の黒点と関係があるに違いないのだけど。読めないなら読めないなりに。と、ライトノベルと漫画を買い込む。と、すでに読んでない漫画もたまってきているのに、考えない。くよくよ考えない。もう、漫画も読む宣言をしない…

 ジャンプ本

魁!!男塾 か、ジョジョの奇妙な冒険を一気に文庫本で買いそろえたくなったのだけど、結局レジに持って行ったのは「聖闘士星矢」だった。しかも全巻揃ってなくて、歯抜けのまま10冊くらいの中年買い。「車田正美人生を語らず」 ISBN:4253104916 を立ち読み…

 鈴木翁二「こくう物語」

少年王者舘の次回公演が「こくう物語」だというのでアマゾンに注文していたものが届く。演劇で漫画原作だなんて。と首をかしげながら見た初演の「真夜中の弥次さん喜多さん」は しりあがり寿原作以上の、おかしくてこわくてやがて哀しき不思議世界だった。あ…

疲れると甘いものと漫画がほしくなるらしく。評判の「デスノート」小畑健+大場つぐみ。「ヒカルの碁」の後半のような凄い書き込み量にスタッフたちの仕事に感心しながらも漫画は好みではなかった。「NHKにようこそ」大岩ケンヂ+滝本竜彦。もう何も語れないく…

鬼頭莫宏短編集「残暑」(あらすじを書いてます)

わたしにとって「なるたる」はエヴァンゲリオン並の衝撃だったのだけど。世間はそうでもないらしい。そして、なるたる絶好調の時期に発表された短編「華精荘にようこそ」もとても印象が強い短編だった。ということで、いつのまにか発売されていた短編集を購…

有名どころをいまさら

少女漫画の矢沢あい「NANA」と羽海野チカ「ハチミツとクローバー」の発売されているところまで。ハチクロの物語は面白いと思えなかったし、その脇道におかれているもののも、おもしろがれない。しかし「NANA」のベタな話にはまる。矢沢あいのそれまでの知っ…

読んだ漫画のことを書いたり