2007-01-01から1年間の記事一覧

美味しすぎるにもほどがあるというほどのほどはない

映画を見て、衣替えをせねばならない。(どうして映画を観て衣替えをしたくなったのかは最後の「恋愛睡眠のすすめ」にたぶん書くのではないかしら)と思い立ち、衣替えをしていると冷静に考えれば「これは着られないわ」という美術館で展示を見た後に余分な…

 バベル

そういえばわたしも映画館を出て頭が痛かったと思い出したけど、わたしは1年の半分くらい頭痛がするのだった。「アモーレス・ペロス」は今でもいい映画だったと思う。しかし「バベル」は散らかったままで、なにも集約してもらず。散らかり方もまたどの話も…

 いぬなみから犬以上に

わたしは高校の知らない人に話しかけられやすい人大会で二年連続優勝したことがある。この日も動物病院へ行くと、隣に座った女性から「ここに来る人達はみんなまわりの犬猫よりも自分の飼っている犬猫がいちばんかわいいと思っているの。それって産婦人科の…

 高川山

に登ったから。はじめての山登りという特集で、初心者向けとして勧められていたコースそのままを辿る。しかし山登り初心者のレベルなかなか高く侮りがたし。道も迷いつつ汗だくとか汁だくとかになりながら、なんとか辿り着いた山頂は360度のパノラマが美…

ポッキーダイエット

今度の歓迎会の芸のために、ポッキーダンスを覚える。もちろん新垣結衣さんのポッキーのCMのダンス。DANCE DANCE篇の方が断然好きなので、ポッキーのHPにある振付を見ながら、苦節三日間。ウィンク、原宿前ステップ、軸見て横回転&指さし、ステップ回転…

 LIVE STAND

前評判ほど空いているわけでもなく、大入りというほどでもなく、そこそこの入りでそこそこの盛り上がり。みたいな雰囲気だったが、正規の値段だと1日8000円というのが、吉牛何杯分?と考えると微妙。音楽や舞台がそのあたりのチケット代となっているの…

 モーゴの人々

最近のシティボーイズの舞台は、その芝居自体よりも台詞をかんだり忘れるところで盛り上がるというのはいかがなものだろう。とか思いながらも馬鹿なことをやりつづけることをしているだけで、いろいろなことはどうでもよく思えてくる。60を越えても70を…

 わたしは何をしたいんだか

最近買って読んだ雑誌「TITLE」昭和でめぐる新・東京案内 「旅の手帖」はじめての山登り「BE-PAL」ココロが満たされる仕事。いつか飛ぶための準備。そんな雑誌を買うも、5月は山に登るような登らないような。とりあえず水筒とリュックを買ってからだ。

 インドのおかまについては何もわからず

西原理恵子の「できるかなクアトロ」がどこまで本当なのか確かめようと、インドおたく野郎にインドのおかま事情やらヒジュラについて聞く。はずかしい顔つきで周りを見渡して、誰もいないとわかるとお尻をなでられた。意味がわからなかったがコーヒーを奢っ…

 ではないけど

「チャーリーとの旅」ジョン・スタインベックasin:4591097269。「存在することの習慣 フラナリー・オコナー書簡集」asin:4480836438 できるかなクアトロ 西原理恵子asin:4594053513を3人の作家が好きな自分への証拠として読んだ。スタインベックとオコナー…

 東京タワー〜オカンとボクと、時々、オトン

映画館ではどこもかしこもから鼻をかむ音。声をあげて泣く人。。言ってみれば。幸せに生きた母親が幸せに死ぬ話がどうして悲しいのか。本や言葉の技術に泣かさせられているだけですから。と映画館でただ一人冷静なわたしの方が人として間違えているのだろう…

 築地

東京Vシュランでは、築地の特集が多すぎるよ。そして築地市場内の寿司屋は職人的には美味しくはない。と大人の寿司本には書かれていますが、B級料理屋街と考えれば満足。ガンセンターの帰りに築地でごはんを食べたので、築地という響きで魚市場と病院の混…

焼き肉・飯・カレー・アイスクリームがわたしのYMCA

「顔ちぇき」http://kaocheki.jp という、自分の顔が誰似なのかを教えてくれるという、ベンチャー企業の一発ネタが面白いという紹介を隣の人からメールでもらい、さっそく携帯で撮った自分の顔を送ってみた。らば。男女複合というジャンルでわたしの写真を送…

 臨死!!江古田ちゃん 2 御緩漫玉日記 3巻

今日の発売を楽しみにしていた江古田ちゃんasin:4063144488と前から置かれていたらしい桜玉吉本asin:4757733534を一気読み。自分の周りとは関係がないという江古田ちゃんと自分のそのままだという漫玉日記は、痛さと冷静さが紙一重で漂っている。きっと桜玉…

 日本の景色は日本人に

美術館に行くと、それと同じか時にはそれ以上の熱気でお店をオニ見してしまう。そして今回は一世一代の買い物をした。ような気がする。作品を部屋に飾るつもりで買ったのに、そもそもわたしの家にそんな部屋はないことに帰ってから気づく。が、せっかくつい…

 ヘンリー・ダーガー展

を見に行った。日本にとってというか、わたしにとってヘンリー・ダーガーという名が知れ渡ったのは、4,5年前に桐野夏生の小説の表紙になったり、美術手帖の表紙になったり、ワタリウム美術館で展示会が開かれたり、誰かが仕組んだ特集であった。しかしそ…

 間宮兄弟

WOWOWでは森田芳光の間宮兄弟がはじまっていた。そんな放送があることは知らなかったが、もう部屋を一目見ただけで、ああこれは間宮兄弟の映画だとわかった。そしてテレビを見ながら数年前に小説「間宮兄弟」asin:4093874999を読んだときに感じた、彼らの静…

 僕の大事なコレクション

小説「エブリシング・イズ・イルミネイテッド」asin:4789724131はわたしにとっての満点小説だったので、この物語でこの小説以上の映画を作れるはずはないと映画を見ることには興味がなかった。しかしその日は一駅離れたTUTAYAから半額割引なのだからど…

 たけのこづくしの弁当

たけのこの刺身が美味しいという噂を何年も聞くものの、一度も筍の刺身を見たことが無い。料亭みたいなところでないと食べられないのかしらねっつ。と無知に嘆いていたら、ただ生の筍をあく抜きをして醤油で食べるだけのことだと会社に弁当を持ってきた人に…

 猫を数に入れてみるにもほどがある

うち猫のマンチカンという種について調べてみると、1983年にアメリカで発見された突然変異の個体種一匹から交配して増えてきたものらしい。とすると、この僅か四半世紀の間にどのくらい増えたものだろうかと計算してみたところ、1/2の確立で産まれる雌猫…

 面白さがわからないにもほどがある

最近手にする本は面白さがわからない。道尾秀介、安達千夏、松久淳のそれやあれや。しかし何といっても村上春樹の「村上かるたうさぎおいしーフランス人」ASIN:4163689400 はすごかった。あしかが「わたしも先を急いでいます。あしからず。なーんちゃって。…

 不味いにもほどがある

不味くて有名な料理屋やコーヒーラーメンやアイスクリーム餃子のような奇妙なメニューを試みるのは、わたしの小市民的チャレンジ精神を刺激してくれるのだけど。週末に行った焼き肉食べ放題の店の肉は本気で「まずいにもほどがあるよ!」と、白目になりなが…

 愛は死ぬ

わたしは、子供の頃から自分や近しい人が死ぬことをシュミレーションし続けてきたので、誰が死んでも微塵も動じることはない。そんなわけだから猫の定吉=パスタが死ぬことも充分に覚悟をしている。車に轢かれた野良猫の死体を見ても、彼女がこうなることもあ…

 ポップコーンを作る

貧しくなるいっぽうのわたしの料理遍歴において、お菓子を作るという分野の達成感はさらに寂しいのだけど最近はポップコーンだけはよく作る。フライパンで豆を炒め、塩バターを繊細な手つきでふりかける。さらに、そのときの気分でチーズやチョコやキャラメ…

 雨の日にはひたすらworld’s end girlfriend

この緩い感じの過食ぶりに体と脳と心のキレも羞恥心も鈍くなる。なので、何か物真似のひとつくらいできなければいけないかもしれない。と思ってグループ魂の「さくら」の原田郁子パートを唄ってみる。わたしの脳内ではとても似ている。とくに「美味い棒食べ…

 BGMは「さくら」BYケツメイシで

いろいろとへこたれそうになりながら京都へ出かけてみた。京都の寺社めぐりは、バスかタクシーかレンタカーかとか悩まずに洛東だけであれば屋久島を踏破したわたしにとってくるっと歩くのは容易いことと思ったが、京都御苑を半分だけ歩いて挫折。諦めが早い…

 Ry Cooderの声が好きなんです

My Name Is Buddyアーティスト: Ry Cooder出版社/メーカー: Nonesuch発売日: 2007/03/06メディア: CD クリック: 10回この商品を含むブログ (26件) を見る「My Name Is Buddy」でライ・クーダーの唄声を聞けてしあわせ。そしてこのアルバムは猫好きにもたまら…

 音楽とはソウルのことなんです

世界情勢のなりゆきとかいうもので会社を早退したために、またもや「今宵、フィッツジェラルド劇場で」を見てしまう。そしてしつこく驚いてしまったのだけど、やはり映画館は老夫婦ばかりでものすごい満員だった。今度はアルトマン演出云々を抜きにして気楽…

 よく映画館や劇場で眠るひとなんです

たしかに、寝ましたともさ。「美藝公(びげいこう)」の開幕で舞台が暗闇であったことをいいことに目をつぶって話を聞いていたら爆睡。起きたときには、指にちくわをはめ、そのちくわの中にペンを入れている場面だった。何故?とかそんなちっぽけなことをい…

  年に一回はキム・ギドクを見るんです

キム・ギドクの映画は、説明をしようとすると2,3行で魅力的なあらすじの説明をすることができる。ただ、その2,3行で表現できるアクの強さが自分でも好きなのか嫌いなのかわからないのだけど。とにかくいつも見逃せないのはわたしもあの男と女を煮込ん…